おうちdeシャンプー 犬を洗う!

シャンプー中

私は20年トリミングの店を経営してきました。しつけ教室でシャンプーやお手入れの仕方の講習なども何度かさせて頂きました。皆さんお家でシャンプーされる機会も多いのですが、多くの方が結構おっしゃってました。

おうちシャンプーは大変だ!これって必要なの?

小型犬はシャワーを怖がって逃げまくる。ドライヤーも怖がって暴れる!
大型犬は犬の洗う範囲が多いから時間はかかるし、洗い場で動き回られてこちらもびちょびちょ。ドライング(乾燥)では犬は逃げて床はべちょべちょ。頑張った割にはなかなか乾かない・・・そしてなんとか終わったら、家中毛まみれ、バスタオルの洗濯が一杯~あー大変(>_<)

シャンプーのメリットって?

飼い主さんにとっても犬にとっても清潔にしておくことが重要です。最近は室内で一緒に暮らしている場合が多いですからなおさらですよね。

皮膚の分泌物や毛の汚れは溜まっていきますが、こまめにブラシをかけることによって、随分それらも除去できます。しかし、ブラシだけではなかなか限界があります。

毛がたくさん抜けた犬

シャンプーで皮膚や被毛の老廃物や汚れを除去することで清潔になり、また死毛を除去することで、皮膚の風通しをよくすることができます。シャンプーすると本当に沢山の毛が落ちます。

シェパくん

また、プードルの様な毛質の場合、洗わないのがある期間過ぎるととブラシをしてもすぐにもつれる!ってことも多いです。毛の脂とホコリと汚れが合体して余計にからみやすくなるのだと思われます。

長毛種の場合は結構足周りやおなかに色んなゴミ蓄えているコもいますし、おしっこもまあまあ毛に飛び散りますよね。一緒に布団で寝ているのに、お尻周りがおしっこで汚れていたらやっぱりちょっと困ります!また個体差もありますが、体臭の強いワンコはにおいが気になりますよね。

他にもシャンプーやドライヤーするときに、皮膚の表面が見えやすいので、皮膚の調子や腫瘍の発見がしやすいのがシャンプーのいいところ。普段ワンコを触っていてもなかなか注意してじっと見たりしませんからね。

トリミングの店をやっていた時にはよく飼い主さんが分かっていない腫瘍などをお教えして、「ええっ!分からなかった!ありがとう。」っていう事も多かったです。ドライヤーをかけると毛が放射線状に広がるので、毛が多いと見えない皮膚の表面がとても見えやすくなるのです。

うちのコはショップでシャンプーするから必要ないし・・・

ショップで定期的にトリミングしてもらっているワンコの場合、確かにおうちで洗う必要がないのですが、機会があればおうちでもシャンプーしてみて下さい。

長い犬生トリミングショップがお休みの時に限ってえらいことが起こったり、老犬になった時、排せつの問題で毎日部分的にシャンプーしないといけない事態もあるもんです。そんな時、シャンプーしたらどうなるかを把握していたり、苦手なことを克服しておくことが絶対にお勧めです。

お店でおりこうさんなコも・・・家では豹変!(+_+)そんなケースめっちゃ多いですから。また、お店と違ってトリミングテーブルもないので、どうやってワンコをコントロールするかが重要にもなってきます。

おうちシャンプーの頻度はどれくらい?

シャンプーの頻度ですが、ワンコのコンディションや毛や皮膚のタイプによって大きく変わりますので、分からなければ月1回を目安に増減してあげてください。

短毛種であれば年2回なんてでも大丈夫なワンコもいます。皮膚の調子が悪いワンコの場合は薬用のシャンプーで週1,2回洗ったりする場合もありますので、必ずしも洗いすぎが良くないとも限らないのです。老廃物を除去して二次的な雑菌増殖などを防ぐためにこまめにシャンプーする方が良いケースもありますし、反面乾燥肌や子犬ちゃんなどはあまり洗いすぎない方が良い場合もあります。ケースバイケースなので、よく観察してあげてください。

からみやすい長毛種(プードルとかポメラニアン等)で毛が長くなると、先に書いたようにどんなに頑張ってブラッシングしても洗わないとすぐまたもつれたりすることも多いですし、濡れた布などで拭いても表面しかきれいになりません。

におうって言われても

また室内で犬を飼っていると、犬のにおいが家や飼い主さんにも合体しやすいので注意したいですね。自分ではなかなか分かりませんしね。同じ犬種でも全然体臭の強さも違いますし、皮膚の調子が悪いと結構臭います。

私も以前飼っていた大型犬がひどいアレルギーで、毎日お店に連れてきていたのですが、お店に入ったらなんか臭うなあ・・・ってお客様に思われるのも困るので、毎週薬用シャンプーしていました。でも週1回の薬浴+炭酸泉がそのコにはベストだったようです。

シャンプーの選定は頻度が多ければ多いほどシャンプーは低刺激のものを選びましょう。頻度が多いからと安価なものを使っていると、脂をとりすぎてしまうこともあります。老犬でシャンプーが負担になる場合は、洗い流さないムースタイプのものなどを使うといいでしょう。

この後

  • どういう環境でシャンプーするとやりやすい?
  • シャンプーをもっとラクチンに
  • ドライング(乾燥)をもっとラクチンに

ということを中心にお話しします。